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メンタルヘルス対策の最新トレンドと具体的な社内施策~人事労務担当者が今すぐ取り組むべきポイント~

はじめに|メンタルヘルス対策の重要性はますます高まっている

近年、職場のメンタルヘルス問題はますます注目を集めています。
ストレスや過重労働による心の不調は社員の健康だけでなく、企業の生産性やブランドにも影響します。
人事労務担当者にとって、最新トレンドを踏まえた具体的な対策を講じることが急務です。

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最新トレンド①|予防重視のアプローチへシフト

  • 従来の「発症後対応」から、ストレスチェックや早期発見による予防・未然防止が主流に
  • ストレスチェックの義務化は定着しつつあり、フォローアップや職場環境改善が次の課題に
  • AIやデジタルツールを活用したストレス状態の可視化・分析も進展中

最新トレンド②|個別ケアと職場全体の両面支援

  • 産業医やカウンセラーによる個別面談だけでなく、チームや組織単位でのメンタルヘルス施策が強化
  • リーダー・管理職向け研修でメンタルヘルスの理解を深め、部下の変化に気づける体制づくりが重要視される
  • 社内コミュニケーションの活性化や心理的安全性の確保も取り組みの中心に

最新トレンド③|テレワーク時代の新たな課題と対応

  • テレワークの普及により、孤立感やオンオフの区切りの難しさがメンタル不調の要因に
  • オンライン面談やチャット相談などデジタルコミュニケーションツールの活用が広がる
  • 定期的なフォローアップや健康状態の見える化ツール導入も推進されている

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具体的な社内施策|すぐに取り組める対策例

① ストレスチェックの実施とフォローアップ強化

  • 義務化に伴い、実施だけで終わらせず、結果分析と職場改善をセットで行う
  • フォロー面談や医師面接の体制を整備し、早期支援を推進

② 管理職向けメンタルヘルス研修の実施

  • 部下の変化に気づきやすくするためのコミュニケーションスキルや理解を深める研修を定期開催
  • ケーススタディやロールプレイを取り入れ実践的に学べる内容がおすすめ

③ 社内相談窓口やオンラインカウンセリングの設置

  • 気軽に相談できる窓口設置で早期発見・対応を促進
  • 外部専門機関と連携したオンラインカウンセリングサービスの導入も効果的

④ 社員同士の交流やリフレッシュイベントの開催

  • 定期的なランチ会やオンライン交流会でコミュニケーション活性化
  • メンタルヘルスをテーマにした講演会やワークショップも実施

⑤ テレワーク環境の整備と健康状態の見える化

  • 勤務時間管理や休憩促進の仕組みを導入し、過労防止に努める
  • ウェアラブルや健康アプリでストレス・睡眠状態をチェックできる仕組みづくり

まとめ|人事労務担当者の役割と今後の展望

メンタルヘルス対策は企業の持続的成長に欠かせないテーマであり、人事労務担当者が率先して推進すべき課題です。
最新トレンドを踏まえ、予防重視かつ組織全体で支える体制づくりを目指しましょう。

また、デジタルツールや外部専門機関の活用により、より効率的で効果的な対策が可能になっています。
今後も情報収集と社内体制のブラッシュアップを継続し、安心して働ける職場づくりを進めていきましょう。

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FiNCコンサルティングチーム
FiNCコンサルティングチーム
成果の出る健康経営の推進に向けて、法的な対応の効率化、結果の見方から改善施策、目標設定まで幅広く対応しています。 年間150社近くの中堅大手企業様とお話をさせていただいております。 健康経営コンサルティング自己宣言( https://finc.com/news/qNPaVPr6 )

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