
健康経営が“人事だけの仕事”になっていませんか? ~経営層や社員を巻き込むための3つの工夫~
はじめに|健康経営は「仕組み」だけでは動かない
健康経営への関心が高まり、多くの企業がアプリや制度を導入するようになりました。
しかし、こんな悩みを抱える人事・労務担当者は少なくありません。
- 「健康経営が“人事の自己満”になっている気がする」
- 「イベントを開いても、反応するのは一部の人だけ…」
実は、制度や仕組みだけ整えても、社内は動きません。
成功の鍵は、「経営層」と「社員」の両方を巻き込む工夫にあります。
本記事では、FiNC for BUSINESS導入企業の事例をもとに、社内の巻き込みに成功した3つの実践アイデアをご紹介します。
巻き込みの壁①:経営層が「健康=コスト」と思っている
◆ よくあるケース
- 「売上に関係あるの?」と無関心
- 「成果が見えない」と判断が後ろ向き
✅ 解決策:データで語れる“経営レポート”を用意する
FiNC for BUSINESSでは、毎月の歩数・体重・参加率の推移をグラフ化したレポート機能があります。
これを経営会議で共有することで、「健康経営=数字で語れる経営施策」であると伝えることができます。
🔍 実例:ある企業では、部門別の平均歩数と残業時間の相関を示し、「健康施策が働き方改革に繋がる」ことを示したことで、社長の関心が一気に高まったそうです。
巻き込みの壁②:社員が“やらされ感”を持っている
◆ よくあるケース
- イベントを開いても参加率が低い
- 健康施策が「お堅くて面倒くさい」と感じられている
✅ 解決策:「楽しい」「選べる」施策に変える
FiNCのアプリでは、以下のような“楽しさの仕掛け”が豊富です。
- 歩数ランキングや部署対抗イベント
- 健康ミッション(ストレッチ・睡眠・食事)の達成スタンプ
- 自分の体組成データが見えるビジュアルグラフ
これにより、“健康に興味がない人”も、つい触れてしまう空気感をつくれます。
💡 ポイント:全員参加を目指すのではなく、**「自分に合った健康テーマを選べる設計」**がカギ!
巻き込みの壁③:現場マネージャーが非協力的
◆ よくあるケース
- 「うちは忙しいから無理」と冷たい反応
- イベントやアプリの案内が現場に届かない
✅ 解決策:「現場の成果」に直結するメリットを伝える
FiNC for BUSINESSでは、部門別のデータが取得できるため、マネージャーごとの“参加率や改善度”を数値で確認可能。
これを活用し、「健康経営が部門マネジメントにも役立つ」ことを伝えると、現場の反応が変わります。
✅ 実例:営業部門のマネージャーが“部下の睡眠スコアが低い”ことに気づき、勤務体制を見直した結果、体調不良による欠勤が減少。

まとめ|“巻き込み設計”までが健康経営の仕事です
健康経営のゴールは、「健康イベントを実施すること」ではなく、“社員の行動”と“会社の風土”を変えていくことです。
そのためには、
- 経営層には「経営インパクト」を
- 社員には「楽しい・わかりやすい体験」を
- 現場には「データと成果」を
…それぞれに合わせた“巻き込み設計”が必要です。
FiNC for BUSINESSは、健康データの可視化から、レポート作成、社内イベント設計、巻き込み方までを一貫して支援しています。
健康経営が“人事だけの仕事”にならない仕組みを、一緒に作りませんか?
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