【コロナ後】企業のメンタルケア施策5選|最新動向とコスト削減の両立
「テレワークが定着してから、従業員のメンタル不調が見えにくくなった」 「ストレスチェックを実施しても、面談以外の有効な手が打てていない」
コロナ後のいま、こうした悩みを抱える人事労務担当者が急増しています。多様な働き方が広がる一方で、コミュニケーションの希薄化や「隠れ不調」の増加により、従来の管理手法(Excel管理や紙ベースの運用)だけでは対応しきれなくなっています。
さらに、健康管理システム、ストレスチェック、eラーニング……と別々のベンダーと契約し、コストと管理工数が膨れ上がっている「管理地獄」に陥ってはいないでしょうか?
本記事では、厚生労働省の最新データを交えてコロナ後のメンタルケアの動向を整理し、コストを抑えながら「管理の効率化」と「従業員の健康増進」を同時に実現する新しい施策について解説します。

コロナ後の課題|なぜ従来のメンタルケアでは通用しないのか
新型コロナウイルスの流行を経て、企業の労働環境は劇的に変化しました。それに伴い、人事労務担当者が直面する課題も複雑化しています。
ハイブリッドワークによる「見えない不調」の増加
出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークは便利ですが、対面での雑談や「顔色を見る」機会を奪いました。画面越しでは気丈に振る舞っていても、実は深刻な孤立感やストレスを抱えているケースが増加しています。
従来のような「様子がおかしいから声をかける」というアナログなラインケア(管理監督者によるケア)が機能しにくくなっており、「気づいたときには休職直前」というケースも珍しくありません。
管理業務の肥大化とコストの圧迫
感染症対策、ワクチン接種状況の把握、そしてメンタルケア。業務範囲が拡大する中で、以下のような状況になっていませんか?
ストレスチェックは「A社」
勤怠管理は「B社」
健康診断データは「Excel手入力」
機能ごとに分断された複数のシステムを使い分けることは、担当者の疲弊を招くだけでなく、ランニングコストの無駄遣いにもつながっています。
メンタル不調の傾向|「高リスク層」から「全従業員」へ
コロナ後の大きな変化として、メンタルケアの対象範囲が変わってきている点が挙げられます。
強いストレスを感じる人は「82.7%」に増加
厚生労働省の最新調査(令和5年 労働安全衛生調査)によると、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は82.7%に達しました(前年比0.5ポイント増)。 (出典:厚生労働省「令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)」)
もはやメンタル不調は一部の人の問題ではなく、「全従業員が予備軍である」という前提での対策が必須です。
若手・中堅層に広がる「漠然とした不安」
かつては長時間労働による過労が主因でしたが、現在は「キャリアへの不安」「コミュニケーション不足による孤独感」など、要因が多様化しています。特に30代〜40代の中堅層や若手社員において、病欠まではいかないもののパフォーマンスが低下する「プレゼンティーイズム」の状態にある従業員が増えています。
事後対処から「予防・行動変容」へのシフト
高ストレス者を見つけて産業医につなぐ「事後対処」だけでは、休職者の増加を食い止められません。今求められているのは、不調になる前に自ら気づき、ケアできる「セルフケア」の促進と、それを日常的にサポートする仕組みです。

企業が取るべき施策|DXで実現する「使われる」メンタルケア
では、具体的にどのような施策が有効なのでしょうか。鍵となるのは「従業員が自発的に使いたくなるツール」の導入です。
1. ストレスチェックと日々のコンディション記録の連動
年1回のストレスチェックだけでは不十分です。日々の体調や気分をアプリ等で手軽に記録(パルスサーベイ)し、変化を可視化することで、従業員自身の「気づき」を促します。
2. 「やらされ感」のない健康増進プログラム
「会社に言われたからやる」施策は定着しません。歩数競争や食事記録など、ゲーム感覚で楽しめる要素を取り入れ、自然とメンタルヘルス(適度な運動や睡眠)に良い行動をとれる環境を作ることが重要です。
3. システムの一元化によるコスト削減
バラバラのシステムを統合しましょう。「健康管理システム」「ストレスチェック」「従業員向けアプリ」をオールインワンにすることで、ベンダー管理の手間とコストを大幅に削減できます。
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「管理システムにお金を払う」時代は終わりました
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まとめ・アクション
コロナ後のメンタルケアは、単なる「管理」から、アプリを活用した「個人の行動変容」と「組織の効率化」を両立するフェーズに入りました。
課題: テレワークによる不調の不可視化と、システム乱立によるコスト増。
解決: 従業員が自発的に使う「アプリ」を軸にした一元管理。
FiNCの価値: アプリ導入だけで、管理システムが「標準装備」として利用可能。
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