健康経営の課題を抱える企業の担当者様に向けた、実際の導入事例をご紹介します。
データ管理の煩雑さから解放され、真の健康経営を実現するための選択とは。
既存システムに課題を抱えていた化学メーカーA社が、FiNC for BUSINESSに乗り換えた事例です。決め手は「健診データのスムーズな取込」「直感的な管理画面」「魅力的なアプリ」。導入後はデータ活用だけでなく、拠点間の連携強化にも期待を寄せています。
✅ 健診データの集約や活用に手間がかかっている
✅ 従業員が積極的に使ってくれる健康増進策を探している
✅ データに基づいた本格的な健康経営を、手厚いサポートのもとで推進したい人事担当者様
健康経営の重要性が叫ばれる昨今、多くの企業がその推進のために様々なシステムやツールを導入しています。
しかし、「システムを入れたものの、かえって業務が煩雑になってしまった」「データを思うように活用できていない」といった新たな課題に直面しているご担当者様も少なくないのではないでしょうか。
今回は、まさにそうした課題を抱え、既存システムからの乗り換えを決断された化学メーカーA社の人事ご担当者様にお話を伺いました。
煩雑な健診データの管理、形骸化しがちなデータ活用。
そうした壁を乗り越え、真の健康経営を実現するために、なぜ「FiNC for BUSINESS」を選んだのか。
その背景と導入後の展望に迫ります。
――本日はありがとうございます。早速ですが、以前のシステムではどのような課題を感じていらっしゃったのでしょうか。
A社ご担当者様: はい。以前も他社様のシステムを導入していたのですが、一番の課題は「健診データの取り込みがうまくいかない」という点でした。全国に事業所が点在しており、それぞれが異なる健診会社を利用しているため、データのフォーマットがバラバラなのです。
「どんなフォーマットでも取り込める」という話ではあったのですが、実際にはフォーマットごとに費用と時間がかかってしまう。そこで、フォーマットを統一しようと試みたのですが、各健診機関との調整も難しく、結局は大きな手間がかかっていました。
――データ集約の段階で、すでに大きな工数がかかっていたのですね。
ご担当者様:その通りです。また、システム化以前は、本社人事が全社の健診データを一元的に把握できていないという問題もありました。健康経営度調査票に回答する際も、各事業所からデータを取り寄せて集計する必要があり、非常に手間がかかっていました。
そもそも、全社的な健康課題を把握し、PDCAサイクルを回していくためには、現状分析が不可欠です。しかし、集めたデータを活用しきれていない。
「データはあるが、分析できていない」という状態が続いており、これでは意味がないと、新たなシステムの検討を始めました。
POINT | 1 |
まず、最大の課題であった健診データの取り込みが非常にスムーズにできる点です。
CSV形式であれば、基本的にどのようなフォーマットでも対応可能で、事前にテスト環境で操作させていただいた際に、その手軽さを実感できました。
健診項目名が多少異なっていても、システム側で自動で突合してくれたり、手動で簡単に紐付けられたりする機能は、これまで手間をかけていた作業が嘘のように感じられるほどで、非常に魅力的でした。
POINT | 2 |
次に、管理サイトが非常に直感的で使いやすい仕様だったことです。
従業員データの登録から健診データの取り込みまで、マニュアルを熟読しなくても感覚的に操作できるため、導入後の運用がスムーズに進むイメージが湧きました。
POINT | 3 |
そして、従業員向けのアプリの完成度の高さです。
歩数に応じてポイントが貯まり、商品と交換できるインセンティブは、従業員の継続利用の動機付けになると感じました。
また、食事の写真を撮るだけでAIがメニューを解析してくれる機能など、純粋にアプリとしてのサービスレベルが高い。
これなら従業員も楽しみながら健康増進に取り組めると確信しました。
――導入後、どのような変化や手応えを感じていますか?
ご担当者様: まだ全データの取り込み途中ではありますが、これまで見えなかった従業員一人ひとりの健康課題が可視化されつつあると感じています。
これにより、健康経営度調査への活用はもちろん、今後はより具体的なデータ分析に基づいた施策立案が可能になると期待しています。
――データ活用の先に見据えていることはありますか?
ご担当者様: はい。将来的には、各事業所の担当者が直接このシステムに健診データをアップロードする体制を考えています。
これまで、本社と各事業所、あるいは事業所間での健康経営に関する情報共有はほとんどありませんでした。 しかし、FiNC for BUSINESSという共通のプラットフォームを持つことで、同じデータを見ながらコミュニケーションが取れるようになります。
例えば、定期的に各拠点の担当者を集めたオンラインミーティングを実施し、このシステムを見ながら進捗を確認したり、施策について議論したりする。そうした横の連携が生まれれば、会社全体の健康経営がさらに加速していくと考えています。
――FiNC for BUSINESSは、どのような企業におすすめできると思われますか?
ご担当者様: やはり、弊社のように全国に事業所が点在し、健診データの集約・管理に課題を感じている企業には特におすすめです。
また、ストレスチェックや研修などを外部委託している場合、FiNC for BUSINESSに集約することでトータルコストを削減できる可能性もあります。
そして何より、「健康経営に本気で取り組みたい」という意識の高い企業に向いていると思います。
データの見える化はもちろんですが、FiNC社のサポート体制が非常に手厚い。
導入後も毎月定例会を設けてくださり、密にコミュニケーションを取ってくれるので、二人三脚で健康経営を推進していけるという安心感があります。
こうした伴走支援は、本気で成果を出したい企業にとって非常に心強いはずです。
――最後に、今後の健康経営における展望をお聞かせください。
ご担当者様: 健康経営は、会社と個人の双方にメリットがあって初めて意味を成すものだと考えています。
そのためには、健康経営度調査の項目を埋めること自体が目的になってはいけない。
手段と目的を混同せず、自社の従業員にとって本当に必要な施策は何かを、データに基づいて考え、実行していくことが重要です。
今後、健康経営を推進する上で、何らかのシステム活用は必須になるでしょう。
その中で、データの集約や活用に課題を感じている企業、そして従業員のエンゲージメントを高めながら本質的な健康経営を目指したい企業にとって、FiNC for BUSINESSは非常に強力なパートナーになってくれるはずです。
――貴重なお話をありがとうございました。
Q1. 導入までには、どのくらいの期間がかかりますか?
A1. ご契約から最短で2ヶ月程度での導入が可能です。お客様の状況やご要望に応じて、導入スケジュールは柔軟に調整いたします。まずは、従業員様へのアカウント発行からスタートし、その後、健診データやストレスチェック結果の取り込みを段階的に進めていくなど、お客様のペースに合わせた導入プランをご提案します。
Q2. 費用はどのくらいかかりますか?
A2. ご利用料金は、従業員数やご利用いただく機能の範囲によって異なります。基本機能である健診データ管理や従業員向けアプリに加え、ストレスチェック、Eラーニング、専門家への相談チャットなど、豊富なオプションをご用意しております。
お客様の課題やご予算に合わせて最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽に資料請求、またはお問い合わせフォームよりご相談ください。
Q3. 導入後のサポート体制はどのようになっていますか?
A3. 弊社では、お客様の健康経営を成功に導くため、カスタマーサクセスチームによる手厚い伴走支援をご提供しています。記事でも触れられているように、定期的なミーティングを通じて進捗の確認や課題のヒアリングを行い、データに基づいた改善提案や施策のご案内をいたします。システムの使い方に関するご質問から、健康経営の具体的な取り組みに関するご相談まで、専門チームがしっかりとサポートしますのでご安心ください。
Q4. 現在、他の健康管理システムやストレスチェックサービスを利用していますが、乗り換えは可能ですか?
A4. はい、可能です。多くの企業様が、既存システムからの乗り換えでFiNC for BUSINESSを導入されています。過去の健診データやストレスチェック結果の移行についても、可能な限りスムーズに行えるようサポートいたします。現在ご利用中のサービスで課題に感じている点(データ連携、コスト、サポート体制など)をお聞かせいただければ、FiNC for BUSINESSでどのように解決できるかをご提案させていただきます。
本記事は、既存の健康経営システムに課題を感じていた化学メーカーA社が、FiNC for BUSINESSに乗り換えた事例を紹介しています。
導入の決め手は、
1️⃣ | 煩雑だった健診データのスムーズな取り込み |
2️⃣ | 直感的に使える管理画面 |
3️⃣ | 従業員の利用を促進する魅力的なアプリ |
の3点でした。
導入後は、データ活用による施策立案だけでなく、拠点間のコミュニケーション活性化という新たな可能性も見出しています。
手厚いサポート体制も評価されており、「本気で健康経営に取り組みたい企業」にとって、FiNC for BUSINESSが強力な推進力となることを示唆する内容となっています。
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